仕事をしながらステキに輝いていたい！という全ての女性へ

私は銀座エクラーラでネイリストとして働く前は会社員として貿易関係の職場で働いていました。

仕事自体は楽しかったのですが、元々体力がそれほどある方でもなかったので休日は寝て過ごすことが多かったです。

休日は一日中寝て、気づくと夕方。

「ああ、これで休日は終わりか・・・」と思うとちょっとむなしかったことを覚えています。

家と会社の往復でこのまま年齢を重ねる・・・と思うとちょっと怖くなり色々なことを試してみたのです。

しかしどれも続かずことごとく失敗してしまったのでした。

例えばよくある「買い物」。

休日に銀座や新宿などに買い物に出てみても人ごみで疲れてしまい次の日からの仕事に影響が出てしまいます。

それによく考えたら「なんでこんなものを買ってしまったのだろう」というような会社に着ていけないような派手で高価な服や通勤で使えないピンヒールで散財していることに気づき結局買い物でストレスを解消することはやめにしました。

 

そして私が次に目を付けたストレス解消は「外食」です。

「おいしいものを食べたら幸せになれる」という本来の食いしん坊だったので休日ごとに外食にいきストレスを解消することにしました。

しかし結果・・・体重10キロ増という悲しい結果に。

同僚に陰で笑われるのはもちろん制服までもサイズ変更することに・・・

 

さらに整体にもかなりのお金を使いました。

整体で疲れを癒したらリフレッシュできるような気がしたのです。

もちろん疲れは取れました。

感謝です。

しかし口紅を買ったり服を買ったりするような「ときめき」は感じられませんでした。

当時同僚が次々と結婚したこともあり「何かよくわからない不安」に焦っていたのかもしれません。

仕事は楽しいけれど仕事と家の往復でこのまま終わってしまう不安を感じていました。

休日のプライベートを充実させようと色々なことを試してきました。

しかし結果はお金を無駄にしたり、10キロも太ってしまったり散々でした・・・

このまま終わってしまうのかな・・・まあ、いいか。

と半ばあきらめかけた際に仕事で大きな変化が。

激務と言われる職場に配置転換になってしまったのです。

その時感じたのが「仕事は楽しいし自分を高めてくれる」。

でも「自分を取り戻す時間も必要」ということでした。

数か月にわたる長期療養ののち同僚の助けもあり何とか職場復帰することになりました。

それから何かを食べたり散財するのではなく「心身共にリラックスできて楽しめる」ストレス解消法はないかと考えていました。

そこで以前人から「ネイルにはヒーリング効果がある」と聞いていたので「ネイルサロン」に通ってみることにしました。

体調を崩したことをきっかけに「仕事」の他に「自分を取り戻す時間も必要」と感じ「ヒーリング効果もあって、指先もキレイになる」ネイルサロンに行ってみることにしました。

ネイル自体は楽しかったのですが私が行ったネイルサロンは「ヒーリング効果」や「楽しい場所」と勝手に想像していた私の期待とはほど遠いものでした。

まず私が通ったネイルサロンではほとんど時間に追われています。

席に着いてから終わるまでとにかく休まる暇がないという感じでした。

矢継ぎ早に「爪の形どうしますか？」「デザインどうしますか？」「色はどうしますか？」と聞かれ考える暇もないほどです。

また終わるとあからさまに「もうこんな時間なんですね」と言われ帰りを促されることも多かったです。

休日だったらもう少しゆっくりしたかったなと帰り道ちょっと残念に感じたこともありました。

そして困ったのが「隣の席の話が全部聞こえる」ということです。

これは仕方がないことなのかもしれませんが隣に結構うるさい人が座ったりする場合ネイルサロンはかなり騒々しい場所になってしまい逆に疲れてしまうこともあったほどです。

 

そして残念だったのが「ネイリスト」さんに「疲れている方が多い」ということでした。

おそらく、一日何人もこなさなくてはならないので、仕方なかったのだとは思います。

できたら休日にたのしいおしゃべりも楽しみたい（同僚以外の人と）と思っていた私にとってはちょっと物足りない経験でした。

ネイルサロンでネイルをした後は指先がキレイになったのでとても楽しかったのです。

同僚にも【ネイルサロン通ってる？】と聞かれるようになって指先が注目されたりもするようになりました。

 

またちょうどお肌と同じ年齢に伴う指先の変化にも悩んでいたのでいいきっかけになった気がします。

しかし、通うとなると以上の理由からリラックスできず結局家で一日寝ているという事も多くなっていったのでした。

こんな状態がまた続くとまた会社を休むことになるのではないか・・・という不安が頭をよぎるようになってきました。

色々考えた末「じゃあ、自分でネイルを勉強してみようか」とぼんやりと考えるようになりちょうど知人がやっていたネイルスクールに通い始めることになりました。

 

その後会社を辞める決意を固めネイル業界で働くこととなりました。

そこで私が前から考えていた「疲れた女性がリラックスできる空間」で「おしゃれ」を楽しめるネイルサロン「エクラーラ」が誕生したのです。