爪・ネイルの深いお悩みを解決します
ネイルサロン エクラーラ
ジェルネイルをきちんと硬化しているはずなのにベタベタする・・・
そんな原因と対策をプロネイリストがまとめました!
ジェルネイルの表面がベタベタする理由って何でしょうか?
よく質問されるのが
「しっかりネイルライトにあてていたのに、ジェルネイルがベタベタして完全に固まっていないのはなぜ?」
ということです。
実はジェルネイルの表面がベタベタするのは「未硬化ジェル」が原因です。
ジェルネイルは、UVライトやLEDライトにあてると硬化します。
しかし全部が硬化するんじゃなくて、表面に硬化しきれず残ってしまうのが、未硬化ジェル。
未硬化なので当然ベタベタします。
未硬化ジェルがあることで
といったメリットも。
とはいえジェルネイルの表面がベタベタしていたら嫌ですよね。
次にベタベタする未硬化ジェルネイルの処理方法についてご紹介します。
ジェルネイルの表面に残ったベタベタ、未硬化ジェルはどうしたらいいでしょうか?
結論から言えば「最後に拭き取りします」
最後というのは、仕上げのクリアジェル(トップジェルネイル)を塗って硬化した後に拭き取りします。
未硬化ジェルは石鹸などでは落ちません。
さらに未硬化ジェルはただの水分ではないので、放っておいても蒸発しないのでしっかりふき取ることが大切です。
ベタベタをそのままにしておくとジェルネイルが曇ってしまう原因になったりアレルギーを引き起こすこともあります。
そのためきちんと拭き取り処理を行うことが必要です。
ちなみに未硬化ジェルは正しいふき取り方がありますので興味のある方はこちらをご覧ください↓
未硬化ジェルの拭き取り注意点まとめ
クリアジェルについててっとり早く知りたい方はこちらからどうぞ↓
いくら未硬化ジェルをふき取ってもジェルネイルの表面がベタベタする場合にはほかの原因が考えられます。
次にジェルネイルがべたつく原因についてご紹介します。
ジェルネイルがベタベタするのは照射不足が原因の場合があります。
ジェルネイルは専用ライトに指先を入れると硬化します。
しかし以下のような理由で固まらない場合もあります。
まず1つ目ですが親指はライトが当たりにくいのでべたつきやすいです。
筆者のネイルサロンでは親指1本だけライトに入れてもらい、硬化します。
さらに2つ目ですが、照射時間はジェルネイルのメーカーにより違ってきます。
よくあるのが
LEDライト30秒
の場合に、
仮硬化10秒+本硬化20秒
とやってしまうケース。
これではしっかり硬化しません。
仮硬化は大切ですが、この場合は
最後にしっかり30秒連続してライトを照射する
ということが大切です。
さらにジェルネイルを極端に厚く塗ると硬化せずにベタつくことがあります。
ジェルネイルは基本
薄く均一に
塗るのがお勧めです。
次にジェルネイルの表面がベタベタする原因でよくあるのが
未硬化ジェルをアセトンでふき取っている
というケース。
確かにベタつきは落ちるかもしれませんが
といったことになります。
そもそもアセトンはジェルネイルを柔らかくする効果があります。
そのためジェルオフする際に使われるほどです。
ネイルサロンでは未硬化ジェルは基本
拭き取り専用の溶剤
で拭き取りします。
ちなみに筆者のネイルサロンでは「消毒用エタノール」で拭き取りしています。
どちらにしてもアセトンを含まない溶剤でふき取るのがお勧めです。
ちなみに未硬化ジェルがうまく拭き取れないのはいくつか原因があります。
詳しくはこちらにまとめましたので興味のある方はご覧ください↓
未硬化ジェルがうまく拭き取れない原因とは?
さらにジェルネイルの表面がベタベタする場合として
「トップジェルが少ない」というケースがあります。
トップジェルは多すぎてもいけませんが、少なすぎてもNGです。
筆者も経験ありますが、少なすぎると硬化した時に一部トップジェルが塗ってない部分が出現します。
もともとジェルネイルは硬化すると縮む性質があります。
少なすぎると硬化した時にカラージェルがむき出しになってしまい、そのためベタベタします。
もしそうなってしまった場合には再度トップジェルを上から塗布し、硬化します。
トップジェルの量ですが基本は「光のすじ」といって塗ったジェルの上に1本の縦ラインができるのが理想です。
それができずに凹凸している場合にはトップジェルが少ない可能性もあります。
慣れないと多すぎる部分と少なすぎる部分が出てきてしまいます。
その場合は一瞬、爪の部分をした側に向けると凹凸したジェルが滑らかな表面になります(そのあとすぐにライトで硬化します)
さらにジェルネイルの表面にできるベタベタを解消する方法をご紹介します。
ジェルネイルの表面のベタベタを解決する方法として「ノンワイプトップジェル」を使うという方法があります。
ノンワイプトップジェルとはクリアジェル。
トップジェルの一種ですが、他と違うのが「未硬化ジェルが出ない」ということ。
普通のクリアジェルと違って「仕上げ」に使うことがおおいです。
ライトに入れると・・・ベタベタがない!
筆者も初めて使った時には非常に感激したのを覚えています。
ノンワイプトップジェルといえば「CANGEL」がネイリストの中では人気です。↓
こちらはプロ用ということもあってそこそこお値段も張ります。
筆者はネイルサロンで使っていますがこちらのクリアジェルも使うことがあります↓
こちらは楽天で数百円という驚きの安さで購入できるということもあり実はネイリストの中でも個人的に愛用している・・・
というケースもあるようです。
筆者の場合には、ネイルサンプルのチップ作成に使っています。
お安いうえに使い勝手もよく非常に満足です。
まずジェルネイルのベタベタ問題で悩んでいる方にはぜひノンワイプのトップジェルを使ってみることをお勧めします。
※ノンワイプはクリアジェルですがトップとして使うことがほとんどです。
通常はベースジェルの代わりに使ったりすることはありません。
最後にノンワイプジェルを使うときの注意点についてご紹介します。
それが
しっかり硬化する
ということです。
筆者の経験上、普通のジェルよりも若干長めに硬化時間をとった方がいいです。
そうでないとノンワイプなのに表面がベタベタすることに・・・
もし表面がベタベタしている場合にはまだ「硬化が足りない」ということです。
特に親指はライトの光が当たりづらいのでしっかり硬化します。
クリアジェルネイルは色がない分、ムラや凹凸がわかりやすいです。
きれいに見える塗り方のコツをまとめましたので気になる方はこちらをご覧ください↓
透明ジェルネイルの塗り方や注意点まとめ
次にノンワイプの特徴として「硬化熱が出やすい」ということがあります。
筆者の感覚として「以前よりは熱くなくなった」という感じです。
しかし普通のジェルネイルと比べると硬化熱がでやすいです。
対策としては
熱いな!と思ったらライトから手を出す
という方法があります。
ライトから手を出すことでジェルネイルの反応が止まり、熱さもなくなるからです。
筆者のネイルサロンでは硬化熱を感じやすい方の場合、
5秒×数回ライトで照射し、最後に30秒とか長い時間照射します。
こうすることで硬化熱を分散させながらジェルネイルを固めることができます。
今回はジェルネイルのベタベタについてご紹介しました。
ジェルネイルの表面がベタベタするのはある意味仕方のないこと。
未硬化ジェルをしっかりふき取ったり、ノンワイプのクリアジェルを使うことで解決できます。
ジェルネイルを上手に仕上げてきれいな指先を楽しんじゃいましょう♪
今回はジェルネイルの表面がベタベタするお悩みについて紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。ほかにもネイルに関する記事を書いていますのでもしよければお読みください。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!是非ネイルを楽しんでいただけると嬉しいです。
ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。
2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。
第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!