爪・ネイルの深いお悩みを解決します
ネイルサロン エクラーラ
ジェルネイルしてて爪が折れてしまった!こういう場合って爪切りで切ってもいいのでしょうか?
応急処置的なやり方としてはOKですが、気を付けたいこともあります。プロのネイリストが対処方法と注意点や予防についてまとめました!
ジェルネイルが折れた場合、応急処置的に爪切りを使ってもOKです。
折れた状態だと引っかかるという場合、その部分を爪切りでカットしましょう。
ただし割れた部分が深く痛みが出る場合は爪切りで無理に切るのはNGです。
最初に引っかかりそうな先端の部分を爪切りでカットし、
ファイルを使って形を整えます。
この前の【ジェルネイルを爪切りで切ってもOK?】という記事にも書きましたが、
実際ジェルネイルに爪切りは使わないほうがいいです。
爪切りを使ってパチンと切ることでネイルがはがれてしまうことが良くあるからです。
そのため、この場合は爪が割れたり折れたりして引っかかる場合の部分のみ、
爪切りでカットするようにします。
ファイルも引っかかりをとるイメージで爪先をなめらかにして
できるだけ早めにリペア(修理)をしましょう
ネイルサロンでは【お直しサービス】と言って、ジェルがはがれた爪だけお直しをしてくれるサービスがあります。
サロンによっては【施術から一週間以内であれば無料】というところもありますので
気になったら爪切りで切ってしまう前に、早めに連絡したほうが良い場合も。
やってもらったネイルサロンに連絡してお直しをしてもらう、という方法もあるので
ジェルがさらにはがれてしまう前にまずは連絡してみましょう。
爪と同じように、ジェルが折れた場合もファイルを使って先端をなめらかにします。
先端断面は爪折れやジェルネイルが割れると凹凸しています。
結果、服に引っかかってしまったり、さらなるジェルの剥がれが進行してしまうことも。
見た目も残念な感じになってしまうので割れてしまったら爪の先端はなめらかにしておくほうが賢明です。
右の図のように【スポンジバッファー】が売られていますので、こちらを使って爪の断面をなめらかにしておきましょう。
もちろんファイルを使ってもOKです。この場合は、爪を削りすぎないよう、力を抜いて行うことが大切です。
ジェルネイルが折れた場合の対処方法をご紹介しましたが
ここでご紹介したのは【応急処置】の方法です。
出来たら早めにリペアしたほうが良いです。早めにリペアしましょう。
ジェルネイルが折れた場合のリペアの方法はいくつありますが多くは【爪の補修をしてから新しい色を塗る】という方法。
折れた部分を補修して、もう一度上からジェルを塗ります。
それほど亀裂が深くなければファイルなどでジェルを削り取って補修しますが、あまりにも剥がれがひどい場合は一度落としてから再度ネイルを塗ります。
どちらにしても放置をするとネイルの剥がれが進行してしまいますので早めにリペアするのがお勧めです。
ジェルネイルが折れてしまった場合の方法については折れた状態やサロンによって違ってきますがここではいくつかのやり方をご紹介します。
ジェルネイルの折れた部分が出血していなかったり痛みがなければ、その指だけオフ(ネイルを落とすこと)してもう一度ジェルを塗ります。
この時は爪切りはほとんど使うということはないです。
折れた部分は場合によって違ってきますがやり方としては
・亀裂の入った爪→シルクを使って補強する
・完全に折れてしまった爪→短くして形を整える
・折れた爪に長さをプラスしたいとき→長さだしをする
という方法があります。
実は痛みがある場合のやり方もあるにはあるのですが・・・
これはあまりやらないですし、お勧めできないのでここでは書くのはやめておきます。
どちらにしても、一度オフしてからもう一度ジェルを塗る、というのが一般的です。
ジェルネイルを塗って間もないとか、亀裂が小さい場合はその部分のみ表面を削ってジェルを塗る場合もあります。
補修としてはシルクが一般的ですが、補強用のジェルやアクリルを使って亀裂の部分をリペアします。
ジェルネイルが折れてしまったり、爪切りで切ってしまった場合先端が浮いている場合もあります。
爪切りで切ってしまった直後は何ともないように見えるんですけど・・・
数日たつと、爪先のジェルネイルがはがれている・・・ということもよくあります。
そのため、ジェルネイルを爪切りで切る場合は折れた場合など【応急処置的】な場合にのみ
とどめておきましょう。
もしどうしてもジェルネイルを短くしたい!という場合は【ファイル】を使うという方法があります。
これもうやり方によってははがれやすくなってしまうことも・・・
はがれやすさで言えば
爪切り>ファイル>何もしない
という感じです。もしジェルネイルで爪切りを使いたい場合の参考にしていただければと思います。
ジェルネイルをしようと思っていたら爪が折れてしまった・・・
ということが良くあります。
もし折れたり割れたりした爪が図のように先端部分であれば爪切りで切ってしまっても大丈夫です。
この部分は皮膚から離れている【フリーエッジ】という部分ですので爪切りでカット。
こうすることで割れてしまった部分が引っかかったりすることもないので日常生活がしやすくなります。
ただし、爪の根本ピンクの部分やストレスポイント当たりであれば要注意です。
この部分の爪はまだ皮膚とくっついているので爪切りで切ってしまうことで痛みが生じてしまうことがあるからです。
もし爪の根本が折れた場合には、ネイルサロンで補強するなどリペア(修理)をしてもらうのが一番いいです。
またちょっと亀裂が入ったぐらいであれば接着剤で止める、という方法などがあります。
爪切りで割れた部分を切ってしまった後はその部分をファイルでなめらかにしましょう。
ニッパーを使って爪をカットするとどうしても細かい凹凸が残ってしまうからです。
服に引っかかるだけでなく触ると痛かったりしますし見た目もよくありません。
ネイルファイルやスポンジバッファーで爪の先端を軽くファイリングします。
こうすることで切り口がなめらかになるので割れてしまった爪でも見た目もよく指先も使いやすくなります。
【亀裂】程度であれば爪切りを使わずファイルを使って亀裂をなめらかにするという方法もあります。
ネイルサロンでは亀裂の上からシルクを貼ってジェルネイルで補強できます。
ご自宅ではちょっと難しいですので、ネイルサロンでやってもらうのがベストです。
亀裂の場合や、フリーエッジぎりぎりのところで爪が割れてしまった場合は注意が必要です。
爪切りを使って短くしすぎると皮膚の部分がむき出しになってしまい痛みが生じる場合もあります。
なので爪切りで無理やりカットするのではなく、シルクなどを使った補強がベスト。
ネイルサロンではジェルでやることが多いですが、専用接着剤を使って行うこともあります。
この場合爪切りでカットすることなく補強をします。
爪の根本が折れてしまった場合は痛みが生じる場合もありますので爪切りを使う場合は様子を見ながら行うようにしましょう。
折れた部分をシルクとジェルネイルを使って補強するという方法です。
筆者のネイルサロンの補強で言えば、このシルクを使った方法が一番多いです。
亀裂の入った部分にシルクを貼り、上からジェルネイルを塗っていきます。
こうすることで強度が上がり、亀裂がこれ以上進まないという効果もあります。
デメリットはネイルサロンで行う場合、料金がかかるという事。
お直しの料金はジェルネイル料金とは別で追加料金がかかるのが一般的です。
通常は1本数百円~1000円程度。
さらに亀裂の場所によっては2か月程度シルクが必要となりますので、その分追加料金がかかります。
セルフでやることもできますが、やる場合は最後にトップジェルを塗ってしっかり硬化するようにしましょう。
では最後に爪が折れる原因についてご紹介したいと思います。
爪の根本が折れる原因の一つに【ストレスポイント】に過度な力がかかることがあります。
ストレスポイントとは、爪の両端の部分です。
などをするとストレスポイントに過度な力がかかり爪の根本が折れやすくなります。
対策としては
という方法があります。
爪を伸ばしすぎたり、形を尖らせすぎると折れやすくなります。
特に折れやすいのが【ストレスポイント】の部分。
爪の根元が折れた、というのはたいていこの部分です。
伸ばしたり、とがらせすぎるとこの部分に負荷がかかり折れやすくなります。
実は最近はやっている【爪先を尖らせる】ポイントやオーバルといった形はジェルネイルやスカルプチュアの普及とともに人気になったデザインです。
自爪の場合、先端を尖らせることで折れやすくなってしまいますので注意が必要です。
もしロングネイルやポイントなどをしている場合には出来るだけ指先を使って作業するようにすると折れにくくなります。
実は筆者の経験上、爪が折れた、という原因で一番多いのが
ファイルで爪表面を削っている
というケースです。
こういうことを言うと【私はジェルネイルもやってないし。爪の表面も削っていません】という人結構多いです。
特にネイルのお手入れをしている人は【爪切りが爪に悪い】ということを知っているのでできるだけファイルを使おうとします。
しかしファイルを使って爪を削ろうとする場合、気を付けたいのが【削り方】。
爪のサイドを削る際に知らないうちに表面を削っているため薄くなり結果として折れやすくなってしまいます。
特に折れやすいのが【ストレスポイント】の部分。
ファイルの角度に気を付ける、というのが一つの対策ですが結構これって難しいです。
一番簡単に出来るのが【爪切りを上手に使う】という方法。
ある程度長さを残した状態で爪切りを使って形を整えます。
この際、一気にパチパチと切るのではなく切り込みを入れるようにすると爪への衝撃を防ぐことができます。
爪が乾燥していると折れやすくなります。
特に水仕事が多い人は指先が乾燥しがちです。
いくら爪切りを使っていなくても、爪が乾燥すると折れたりすることも。
手袋をするなどして指先を保護するほか、定期的にオイルを使う事で折れを防ぐことが出来ます。
筆者がお客さんにおススメしている方法が
爪裏にキューティクルオイルを垂らす、
という方法です。
爪裏(短い人は指先)にオイルをたらすことで、折れやすいストレスポイントにもオイルがいきわたるからです。
保湿をしっかりするとささくれも出来にくくなりますし、見た目もキレイに。
キューティクルオイルの方が即効性がありますが、まずは手持ちのオイルでチャレンジしてみてはどうでしょうか?
もともと乾燥している指先はオイルの効果もすぐに実感しやすいです。
ジェルネイルをしたまま爪切りって使っていいの?短くする場合の対処方法についてご紹介しています。私が作った動画なんですけど人気みたいなので是非ご覧ください↓
ジェルネイルをしたまま爪を短くする方法についてご紹介しています。短くする際の手順が細かく書かれていますので是非ご覧ください↓
ジェルネイルが折れたときに爪切りを使う場合の注意点についてご紹介しました。
爪切りとファイルを使って応急処置をします。
ただし痛みがある場合は無理にカットするのがNG。
ネイルサロンでお直しをするという方法もあります。
さらに爪が折れる原因としてよくあるのが【誤ったファイリング】にあります。
爪のサイドを削る際に誤って表面を削っている場合があるからです。
ファイリングを気を付けるとともに定期的にオイルなどで保湿すると弾力性のある爪をキープすることができます。
今回はジェルネイルと爪折れついて紹介しました。
参考にしていただけると嬉しいです。
ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。
2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。
第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!
ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト 山崎さやか
初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表の山崎さやかです。
爪に関するご相談をいただくことが多く、ネイリストとして培った経験をもとにネイルのお悩み解決する記事を書いています。
さらにセルフネイルを身近に楽しめる方法や、これからネイリストになったり、サロンを開業しよう、という人のために役立つ記事を書いています。
ネイルをもっと楽しめる人を増やす、を基本理念をしています。