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ネイルサロン エクラーラ
ミキシングジェルとは?に関する疑問をプロのネイリストが解説します。
ミキシングジェルを簡単に言うと「カラージェルのクリア色」。
つまり色のついていない【カラージェル】なんです。
ミキシングジェルに色を入れるとカラージェルになっちゃいます。
ネイルサロンではカラージェルの色を薄めたり、ラメネイルをする場合などに使ったりします。
ジェルネイルのやり方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
ジェルネイルをセルフでやる方法&必要アイテムまとめ
ミキシングジェルのメリットって何でしょうか?
それは【カラージェルと混ぜてもキレイに塗れる!】とう点です。
理由は【粘度がカラージェルと同じ】だから。
粘度が同じだとカラージェルと混ぜても非常に塗りやすいんです。
逆に硬かったりサラサラタイプのベースジェルとかと混ぜると塗ったときにべちゃべちゃになってしまう事も。
筆者のネイルサロンでもお客さんのお肌の色に合わせてカラージェルを薄めて使う際に重宝しています。
ミキシングジェルの使い方さくっと見たい方におススメ!
難しいグラデーションアートやドロップアートのやり方を見ることが出来ます。
ネイルアートを本格的にやってみたい!という方におススメの動画です。
是非ご覧ください↓
クリアジェルとミキシングジェルの違いって何でしょうか?
明確な【定義】はありませんが、
クリアジェル=透明ジェルの総称
そのためミキシングジェルもクリアジェルの一部と考えます。
しかし同じクリアジェルでも用途によって使い分けが必要です。
ベース⇒爪に直接塗る
トップ⇒最後に塗る
ミキシング⇒【カラージェルと混ぜて使えます】とか【ミキシングやベースジェルとしても使えます】
といった表記のある場合は混ぜてOK。
クリアジェルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
クリアジェルって何?使い方や他のジェルとの違いまとめ
ミキシングジェルの見た目は透明。
だからベースジェルやトップジェルの代わりに使ってもいいかな~と思うかもしれません。
しかし成分が違うのでベースにもトップにも使えません。
もしベースやトップを塗る際は専用のジェルを使います。
ただし、【ベースとしても使えます】とか【トップとしても使えます】と表記のある場合は使って大丈夫です。
通常、ミキシングジェルはカラージェルの仲間なので爪の長さを延長する【長さ出し】は出来ないです。
しかし、現在【オールインワン】タイプのジェルネイルが発売されていますのでもしかしたら【長さ出し】が出来るミキシングジェルが出るかもしれません。
購入する際はパッケージに【ミキシングジェル】 【長さ出し(スカルプティング)】として使えるか確認してから購入する必要があります。
ミキシングジェルが必要な場面はたいてい【ネイルアート】の時です。
ぶっちゃけ【1色塗り】の時はなくてもOKです。
そのため最初はベースやトップジェルのように【必須アイテム】ではありません。
もしネイルアートをやってみたいのであればその時に購入すればよいと思います。
ミキシングジェルが必要となるのは【グラデーション】ネイルアートをするときです。
正直、グラデーションの時はは必須。
ミキシングジェルで薄めないと、色の段差がハッキリ出てしまいキレイに作れないからです。
もしミキシングジェルなしでグラデーションを作る場合には【薄い透明系のジェル】を使う事をお勧めします。
筆者のネイルサロンでは大体、
ミキシングジェル:カラージェル=2~3:1
の割合で混ぜて使っています。
白の様な不透明な色の場合にはミキシングジェルかなりの量入れます。
最初にミキシングジェルをパレットに取ってから白いジェルを取ると、カラージェルの無駄遣いを防ぐことが出来ます。
グラデーションよりも最近は人気の大理石ネイルについてまとめました。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
大理石ネイルの簡単なやり方まとめ
ジェルネイルって実は濃い色が多いです。
そのため筆者のネイルサロンではお客さんの要望に合わせてミキシングジェルと混ぜて使います。
こうすることで自然で品のあるネイルの仕上がりに。
メーカーによっては色のバリエーションが広がるため、わざと濃くしている場合もあります。
【濃いなあ】と思ったらカラージェルとミキシングジェルを混ぜるといいですよ!
派手なカラージェルも自然な色に変わります。
ジェルグラデーションをつくる際もミキシングジェルは大活躍します。
特に白などのパステルカラーはそのままだとグラデーションしにくいためミキシングジェルと混ぜて使います。
割合は
色:ミキシングジェル=1:1~3
ぐらいが目安。
結構使いますよね。
私の場合はまずパレットにミキシングジェルを出しておいて、そこにカラージェルをだして混ぜます。
こうすることでカラージェルの無駄遣いを防ぐことが出来るからです。
さらにラメとミキシングジェルを混ぜるとキレイなラメネイルに。
100円ショップで売られているラメもプロっぽい仕上がりになります。
一度ミキシングジェルを塗ってから細い線を書くとびっくりするぐらいキレイにかけます。
これぞプロの技!
さらにピーコックなど、ネイルアートの滑りをよくする際にも最初にミキシングジェルを塗っておきます。
さらにネイルアートの上にミキシングジェルを塗ってから新しいネイルアートをすると奥行きのあるアートに。
(主に大理石ネイルやマーブルネイルで使う技法)
1個持っていると非常に便利なアイテムですよね!
ベースジェルやトップジェルをミキシング代わりとして使えるんでしょうか?
結論から言えば
【物理的には出来ます】
しかし筆者のネイルサロンではやりません。
なぜなら粘度が変わってしまってキレイに塗れないからです。
サラサラトップコートと混ぜちゃうことでネイルの仕上がりに影響することも少なくないです。
もし節約したい場合にはミキシングとして使えるベースジェルを使うという方法も。
最近では3WAYジェル(ベース&トップ&ミキシング)というのもありますのでそちらがお勧めです。
ミキシングジェルがない時に他のジェルで代用することって出来るんでしょうか?
基本ミキシングジェルがあったほうがいいですけど、私だったら【ベースジェル】で代用します(サロンではやりませんけどね)。
しかし基本は代用せずにミキシングを買った方が良いと思います。
なぜかと言えば理由は2つあるんですけど、1つ目は【普通にベースジェルのコストが高いから】です。
メーカーによって違いますがベースジェルやトップジェルの値段は他のジェルネイルよりもグラム単価が高い傾向にあります。
なので、ちょいちょいベースジェルを代用に使うのは正直もったいないです。
もしネイルアートでたくさん使うようであれば代用せずミキシングジェルを購入したほうがオトクです。
さらに2つ目ですが、ベースジェルはカラージェルと粘度が違うので使いづらいというのがあります。
なのでやっぱりカラージェルと粘度の同じミキシングジェルを使うのがおススメです。
値段についてご紹介します。
ブランドによって値段は違いますが、目安としてミキシングジェルはカラージェルとグラム当たりの値段は大体値段は同じぐらいです。
とはいえ、ベースやトップはこだわって高価なものを使えばジェルネイルはキレイに仕上がることが多いのが現状。
そのためミキシングジェルは比較的値段が安く大容量で使えるものを選ぶ傾向があります。
もちろん品質が良くて値段が手ごろのミキシングジェルもたくさん売られていますのでそういったものを使うのがおススメです。
筆者おすすめのミキシングジェルをご紹介します。
基本的にミキシングジェルはカラージェルと同じブランドのものを使う、というのがベストです。
しかし実際には【色々なブランドのカラージェルを使っている】というのが実際だと思います。
筆者の目線からいえば
【とりあえず迷ったらコレ!】的な使い勝手と
【とにかく大量に思いっきり使える!!】という安さも大切だと思っています。
この2つをおさえたおすすめ&人気のミキシングジェルをご紹介します。
ネイリストにも大人気のMelty Gel クリアジェル。
人気の秘密はなんといっても【量】と【価格】。
3gで800円(ホームページより)は破格ともいえるお値段設定です。
さらに14グラムという大容量もあります。
ミキシングジェルとしてだけではなく、ベースジェルやトップジェルとしても使えるマルチなジェルネイルです。
ミキシングジェルについてご紹介しました。
もちろんプロなら知ってますけどセルフとなると知っている人はまだまだ少ないです。
上手に使いこなしてプロ級ネイルアートを楽しんじゃいましょう♪
今回はミキシングジェルについて紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。ほかにもネイルに関する記事を書いていますのでもしよければお読みください。ここまで読んでいただきましてありがとうございました!是非ネイルを楽しんでいただけると嬉しいです。
ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。
2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。
第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!