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ネイルサロン エクラーラ

ジェルネイルのオフはどれくらい削るの?簡単なやり方や注意点まとめ

ジェルネイルのオフをしたいけど、表面ってどれくらい削るの?サンディングの時とどう違う?

今回はジェルネイルのオフの表面削りでどれくらい削るかについてプロネイリストが解説します。

簡単な削り方や裏ワザ、注意点などをご紹介しますのでセルフでやる方に参考にしていただけると嬉しいです・

ジェルネイルのオフで表面どれくらい削る?

ジェルネイルのオフの際の表面はどれくらい削るのでしょうか?

まずはネイルサロンでやっている基本からご紹介します。

ベストはカラージェルを半分以上削る

ジェルネイルオフ

ネイルサロンでのジェルネイルのオフではどれくらい削るかといえば

・トップジェル→すべて削りとる

・カラージェル→半分以上削り取る

という基準で削って言います。

 

図にもある通り、トップジェルを削り、カラージェルの厚みも薄くする、

こういう状態でアルミを巻くのがベストです。

イメージとしては【ジェルネイルの厚みを取る】というイメージです。

 

ネイルマシンを使うことが多いので、ここまで削ってもそれほど時間はかかりません。

こうすることでアセトンがジェルネイルに染み込みやすくなるので失敗することなくオフをすることができます。

ファイルを使った場合はどれくらい削る?

セルフのオフでは虫食い状態になっていればとりあえずOK

先ほどはネイルサロンでジェルネイルをどれくらい削るかについてご紹介しました。

しかしこれはネイルマシンでオフするときのやり方です。

 

正直ファイルを使ってやると時間がかかりすぎちゃいます。

 

ではセルフのオフではジェルネイルはどれくらい削ればいいでしょうか?

ポイントとしては【虫食い状態にする】というのがベストです。

 

写真のようにところどころカラージェルが虫食い状態のようなっていて

ベースジェルが見えているくらいです。

 

ただし、オフする際は自爪まで削らないように注意しましょう。

 

では次に具体的な削りかたについて解説します。

特に集中してジェルネイルを削る部分は3か所

ファイルを使って自分でジェルネイルのオフをする場合、どれくらい削るかについてですが、ポイントは【虫食い状態】です。

 

カラージェルにところどころ穴が開いて虫食い状態になっている、そういった状態がベストです。

 

しかしこれだと爪先などにジェルネイルが残ってしまいオフしづらい状態になります。

 

ではどれくらい削るのが良いでしょうか?

そこでファイルを使う場合は以下の場所については【カラージェルの厚みを薄くする】イメージで入念に削っていきます。

 

  • 爪の先端
  • 爪のサイド
  • 爪の根本部分

この3つの部分は特にジェルネイルのオフでも残ってしまいやすい部分です。

特に爪の先端はアセトンの反応が悪く、ネイルサロンでも入念に削っていきます。

ジェルネイルのオフはファイルでどうやって削る?

ではジェルネイルのオフの際の表面削りをファイルを使う場合のやり方についてご紹介します。

実際にファイルの動かし方を見ながらどれくらい削るか解説します。

基本は上から下にファイルを動かしながら削る

ジェルネイルのオフで表面を削る際のポイントとしてまずは

上から下、下から上、どちらかに向かってファイルを動かして削ります。

ファイルを縦にもって、イメージとしては時計の8時と2時を往復するイメージ。

 

このラインを爪に沿って動かしながらファイルでジェルネイルの表面を削っていきます。

 

このようにすることでオフ時のジェルネイルの削りすぎを防ぐことができるからです。

 

なぜ横に動かさないの?と思ったかもしれませんが、横に動かすと爪の中心部分が削りすぎてしまうからです。

 

縦に動かすことで爪の表面をまんべんなく無駄なく削る事が出来ます。

爪先のジェルネイルは縦に動かしながら厚みを取る

爪先のジェルネイルはオフが難しい場所です。

どれくらい削るか?ですが、カラージェルはほとんど削ったほうが良いです

 

少なくてもカラージェルはできたら厚みをほとんどとってしまうのがベストです。

 

私の場合はほとんどカラージェルが無くなるぐらいまでオフの際は削ります(爪を短くする場合は先端のジェルネイルはそのままにして大丈夫です。そのままカットします。)

 

この時ファイルを縦に持ち、爪先に向かってファイルを動かすとジェルネイルが削りやすいです。

逆に削りすぎて自爪まで削ってしまわないように注意しながら削りましょう。

サイドはファイルを縦にもって慎重に

爪の両端のジェルネイルは、ファイルを縦にもって削ります。

 

どれくらい削るか?ですが、ジェルネイルの厚みを取るように削ります。

特にサイドはジェルネイルが薄いことが多いので、オフする際は自爪を削らないように目視で確認しながら行うようにします。

 

また両端の皮膚が盛り上がっている人は皮膚を切らないように、スキンダウンしながら行います。

甘皮ラインのジェルネイルはエッジを使って

甘皮周りのジェルネイルをオフする際はファイルのエッジを使って削るとやりやすいです。

 

エッジというのはファイルの角の部分です。どれくらい削るか?ですが、

この部分を使って細かいところをピンポイントで削っていきます。

 

ジェルネイルのラインに沿って慎重に削るとオフがうまくいきます。

ちなみにファイルのエッジは鋭利で皮膚を傷つけてしまうこともあります。

使う場合は必ず面取りをしてから使うようにしましょう。

ジェルネイルオフでどれくらい削る?の裏ワザ

いちどアルミで巻いてから削る

実はジェルネイルのオフする際の表面削りを簡単にする方法があるのをご存じでしょうか?

 

それが、一度ジェルネイルにアルミでまく、という方法です。

具体的にはアセトンの付いたコットンを爪に置き、アルミを巻いてから削るという方法です。

【え、それって削ってからアルミで巻くんじゃ・・・】と思ったかもしれません。

 

そうなんですけど、実はアセトンで巻くとトップジェルもちょっとだけ柔らかくなるのでオフがラクに。

 

なので実はびっくりするぐらいジェルネイルがサクサク削れるんです。

 

どれくらい削ればいいか?については、もちろんカラージェルの厚みをとってところどころ虫食い状態になるぐらいです。

 

特に利き手を削る際は実際、左手で作業することも多く、オフで時間がかかってしまいますよね。

 

最初に右手にアルミを巻いておき(表面削りはなし)、

そのまま左手のジェルネイルの削りを行い、

次に右手の削りを行えば時間短縮になる、というわけです。

 

もしジェルネイルの表面削りで時間がかかってしまう、という場合にはこういう方法を試していただくのもお勧めです。

取れ切れないジェルネイルはどれくらい削る?

1回アルミを巻いてウッドスティックなどでとってもオフしきれないジェルネイルがあります。

 

そういう場合ってどれくらい削るのでしょうか?

それは

ジェルネイルの厚みが残っている部分についてゃカラージェルの厚みを薄くするぐらい削ります

 

厚みが残っていると2度目にアルミでオフしても取れない可能性があるので、カラージェルの厚みを取るぐらいまで削りましょう。

 

また

爪先に残ったジェルネイル→ファイルの先端を使って縦方向に動かしながら削る

 

こちらもどれくらい削るかについてはカラージェルの厚みが取れるぐらいまで削ります。

 

ただしこの後爪をカットする際に、無くなってしまう部分に関してはやらなくてもOKです。

 

さらに爪先はファイルを縦に動かすと削りすぎてしまうことがあるので、オフ時は目視で確認しながら行いましょう。

ジェルネイルオフでどれくらい削る?サンディングとの違い

ジェルネイルのオフとサンディングは削るやり方が違う

ジェルネイルのオフの場合どれくらい削ったらいい?と

疑問に思っている人の中には【サンディングとどう違うの?】と思う人もいるかもしれません。

 

サンディングとジェルネイルのオフの際の削りは全く違います。

サンディングの場合は【削るというよりも傷をつける、という感じ】です。

 

自爪をどれくらい削るかについては【削らず、傷をつける】感じです。

 

逆にジェルネイルのオフの場合は厚みを取ってアセトンを浸透させるために削ります。

 

そのためカラージェルの厚みを取ったり、ところどころ虫食いの様に、ベースジェルがみえるぐらいまで削っていきます。

こうすることで同じアルミの巻き方でもするっときれいにジェルネイルをオフすることができるんです。

 

そもそもジェルを削る意味って?

ジェルネイルのオフのときの【表面削り】ですがなぜ削る必要があるんでしょうか?

これがわかると、どれくらい削るかがわかると思います。

 

表面を削るのはジェルネイルのオフに使うジェルリムーバーを浸透させるためです。

 

ジェルネイルはリムーバーをしみこませるとふやけて柔らかくなり、爪から取れやすくなります。

 

本来はどれくらい削るか?については、このふやける過程を簡単にするぐらい削っていくのがベストです。

 

ジェルネイルは最後トップジェルで仕上げますが、アセトンがしみ込みにくいので柔らかくなりません。

 

そのためオフする際は表面を削ってアルミを巻きます。

更に最近ではベースジェルも持ちをUPさせるためにアセトンで柔らかくなりにくくなってきています。

 

そのため今回の様にネイルサロンでもカラージェルの部分を削る必要が出てきています。

 

ジェルネイルオフに関する関連動画

動画1

元ネイリストによるジェルネイルのオフのやり方の動画です。爪を傷めないためのやり方やどれくらい削る?について詳しく説明しているので是非ご覧ください↓

動画2

ハードジェル・スカルプ・埋め尽くし・Vカットストーンなどいろんなネイルのオフのやり方を紹介した動画です。

どれくらい削るかについても具体的でわかりやすいのでセルフジェルネイルでオフしたい人にぜひおすすめです↓

最後に

まとめ

今回はジェルネイルのオフでどれくらい削るか?についてご紹介しました。

結論としては

1.カラージェルの厚みを薄くするように取る

2.ところどころ虫食いの様な感じでベースジェルがみえるぐらい

3.爪先やサイド、甘皮周りは入念に

 

という点があげられます。

ジェルネイルをどれくらい削るか?についてはネイルサロンでもまちまちですが、大体こんな感じです。

 

ファイルは横よりも縦に削った方が、広い面積を削ることができるほかオフする際に自爪を傷つけにくいです。

 

さらに削るのが苦手、という人はアセトンで巻いてからという方法もあります。

 

特に最近はトップだけでなくカラージェルネイルまでアセトンがしみ込みにくくなってきています。

そのためネイルサロンでもカラーの部分をかなり削るケースが一般的です。

 

ジェルネイルのオフをスムーズにして楽しいネイルライフを送りましょう♪

というわけで今回は以上です。

 

ありがとうございました!

テレビドラマに出演しました

ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。

2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。

第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!

この記事を書いた人:ネイリスト 山崎さやか

ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト 山崎さやか

初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表の山崎さやかです。

現役のプロネイリストです。

国家公務員を退官後、ネイルの世界に飛び込みました。

サロンワークを数店舗経験、東京都内でネイルサロンをやっています。

このサイトでは今までの経験をもとに、

  • ジェルネイルやマニキュアのお役立ち情報
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爪に関するご相談をいただくことが多く、少しでも爪のお悩みが解決するよう、日々記事を更新しています。

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