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ネイルサロン エクラーラ

ジェルネイルを自分で!セルフのやり方&必要アイテムまとめ

ジェルネイルを自分でやりたい!でもどうやって?

ジェルネイルはマニキュアと違って爪を痛めてしまうこともあるので正しいやり方を学ぶことが大切です。

今回はジェルネイルをセルフでやる方法をプロネイリストがまとめました。

ジェルネイルを自分でやる方法をまとめました!

ジェルネイルって自分で出来るの?

ジェルネイルって自分で出来るんでしょうか?

はジェルネイルをセルフ(自分でやること)で始める人が増えています。

 

現在100円ショップなどでもジェルネイルが売られているように身近なアイテムとなりつつあります。

 

とはいえマニキュアとは違いジェルネイルには【やり方】をきちんと理解してから行う必要があります。

 

ジェルネイルの使い方を間違えると爪を痛めてしまう事も。

 

ここでは自分でジェルネイルをする場合のやり方と注意点、さらにはオフの方法についてご紹介します。

まずは【ジェルを自分でやってみようかなぁ?】という人に読んでいただければと思います。

セルフジェルネイルのやり方!

自分でジェルネイル!まずは下準備

自分でジェルネイルをする場合に下準備が必要です。ネイル用語で言うとプレパレーション。

これは爪の上に残った角質をキレイにする施術です。

 

ジェルネイルはマニキュアに比べて持ちが良いのが特徴ですが爪に角質が残っているとすぐに剥がれてしまいます。

この角質を除去してジェルネイルの持ちを良くする工程を【下準備(プレパレーション)】と言います。

次にプレパレーションのやり方を順を追って説明します。

下準備1:爪の長さを整える

まず最初にエメリーボード(爪やすり)を使って爪を好みの長さ・形に整えましょう。

この時エメリーボードは一定方向に動かすようにします。

 

爪が長すぎる場合には爪切りである程度の長さまで切ってからエメリーボードで整えると時間短縮になります。

 

さらにジェルネイルは3週間程度つけっぱなしにするのでその分爪が伸びてしまいます。

あまりにも長すぎるとジェルネイルしてから3週間後生活しずらくなるので少し短めに切っておくと生活しやすいです。

必要アイテム:エメリーボード(180グリッドがおすすめ)

下準備2:甘皮処理をする

セラミックプッシャーもしくはウッドスティックにコットンを巻いたものを使い、甘皮をやさしく押し上げます。

 

セラミックプッシャーは角質を削りつつサンディングも行えるアイテム。

以前はネイルサロンでもジェルネイルの愛に良く使われていました。

 

しかしあまりやりすぎると爪が薄くなってしまうので角質のみを削るようにします。

※サンディング不要ジェルの場合、セラミックプッシャーを使うとジェルが落ちにくくなりますので注意。

 

もし爪を痛めるのが不安な方は指先をお湯につけ角質を柔らかくしウッドスティックにコットンを巻いたもので甘皮を押し上げるやり方をお勧めします。

ネイルサロンでは甘皮押し上げ専用アイテム、メタルプッシャーをつかいます。

甘皮を押し上げる際は優しく押し合上げるのがコツ。

 

必要アイテム:セラミックプッシャー(ウッドスティックやメタルプッシャーで押し上げる場合は不要)、ウッドスティック、コットン

下準備2:サンディング

ジェルネイルの持ちを良くするために爪に傷をつける工程を【サンディング】と言います。

 

具体的にはスポンジバッファー(普通は180グリッド)を使い爪の表面のツヤを消していきます。

 

特にジェルが剥がれやすい、爪の生え際・両端も忘れずにサンディングします。

自分でやる際はわかりにくいですが【爪が白く曇ったらOK】

 

やりすぎると自爪が薄くなってしまうので、白く曇る程度でやめておきます。

 

またサンディング不要ジェルを使用する場合はこの工程は必要ありません。

必要アイテム:スポンジバッファー(180グリッドが一般的)

下準備3:ダスト除去

爪に残ったダストをキレイにします。

自分でやる場合も爪の粉が結構残っています。ダストを放置するとジェルが浮きやすくなることに。

 

具体的にはダストブラシを使って除去します。

もしない場合には新品のチークブラシでも代用できます(使ったものだと皮脂がついているのでNG)

 

私のネイルサロンでは手の甲や指や爪についたダストはダストブラシで払います。

 

さらにエタノールをティッシュにつけて爪1本1本を丁寧にふき取りします。

こうすることで爪の上についたダストもキレイにふき取ることが出来ます。

必要アイテム:ダストブラシ、エタノール、ティッシュ(もしくはキッチンペーパー)

下準備4:クレンザーで爪の油分を除去

最後に爪の油分を除去します。ジェルネイルの場合この工程は結構大切です。

 

コットンに油分除去剤(ジェルクレンザー)を含ませ、爪の表面をふき取ります。

 

ジェルクレンザーがない場合にはエタノールで代用します。

自分でやる場合は左手を塗る直前に油分除去を。右手も同じようにジェルを塗る直前に油分除去を行います。

 

しばらくたつと再度爪に油分がついてしまうのでジェルネイルが剥がれやすくなってしまうため

ジェルを塗る直前に油分除去を行うことが大切です。

 

必要アイテム:ジェルクレンザー、コットン(ケバ立ちのないタイプがベスト)

※現在はプライマー不要のジェルネイルも出てきています。

ジェルネイルの塗り方

STEP1:ベースジェルを塗る

ベースジェルを筆につけます。

筆をたてて筆先を使いながら爪の生え際から先端に向かってジェルを塗っていきます。

 

甘皮周りから塗り始め全体にジェルを伸ばすとつるっとジェルがキレイに仕上がります。

サイド(爪の両端)もジェルをしっかり塗っておきましょう。

 

一度に塗るジェルの量はブラシの片面のみ、筆先半分が目安。

ジェルをの量が多いと固まらずに凹凸してしまうので適量が大切です。

 

仕上げた時にジェルの表面が【ツルっとした爪の表面】になっていたらOK。

さらに爪の断面(エッジ)にもしっかりジェルを塗ります。

エッジを塗らないとジェルが先端からはがれてしまいます。

 

さらに皮膚についたジェルネイルはライトに入れる前にウッドスティックを使ってふき取ります。

ライトに入れてしまうと固まってしまい取れなくなってしまうので注意しましょう。

 

必要アイテム:ベースジェル、筆、ウッドスティック(ボトルタイプの場合、筆は必要ありません)

Step 2. ライトで30秒硬化する

ジェルを塗り終わったらはみ出している箇所がないか確認をし、問題なければライトに当て硬化します。

ライトはネイル専用ライトを使います。

 

ジェルの硬化時間はメーカーによってまちまちですが、UVライトの場合60秒程度、LEDライトの場合30秒程度です。

 

硬化後は未硬化ジェル(ライトで固まりきらず爪表面に残ったジェル)が残り表面がベタベタしますので触らずそのままでOK。

拭き取りをせず次のジェルを塗っていきます。

Step 3. カラージェルを塗る(1回目)

ベースジェルを塗り終わったら次はカラージェルです。

まずカラージェルは攪拌してから使います。

 

楊枝を使ってジェルを底の方からくるくると混ぜます。

そのあと カラージェルをブラシの片面だけにとり、塗っていきます。

 

塗り方は基本的にベースジェルと同じですが大切なのが【ベースジェルの上から重ねるように塗る】という事。

甘皮周りは筆を立てますが、爪先に向かう際は筆を寝かせてジェルを塗っていきます。

 

こうすることでまんべんなくキレイにジェルを塗ることが出来ます。

自分でやる際は、台の上などに指を固定して塗るとうまくいきます。

 

私の場合、はみ出し防止のため、爪周りの皮膚にセロテープを巻くことも。こうすることで皮膚についたジェルを拭きとる手間が省けます。

必要アイテム:カラージェル、

Step 4. 硬化

カラージェルを塗ったらはみ出していないかチェックします。

ジェルがはみ出しやすい部分は爪の両サイドと爪裏。

 

この部分にはみ出したままライトで硬化すると【熱い!】となることがありますので必ずはみ出していないか確認しましょう。

確認したらライトに入れます。

 

カラージェルは基本的に2度塗りします。この方法でもう1回カラージェルを塗ります。

必要アイテム:ライト(ジェルネイル専用ライトをつかいます。)

Step 5.トップジェルを塗る

カラージェルが塗れたら仕上げにトップジェルを塗ります。

これを塗らないとジェルネイルがベタベタするので必ず塗りましょう。

 

トップジェルを筆に取り、爪の生え際から先端に向かって塗ります。

カラージェルをコーティングするように塗るとキレイに仕上がります。

 

エッジ(爪先)も忘れずに塗っておきます。

 

特にトップジェルはサラサラしたものが多く流れやすいです。

そのため自分でやる場合は1本塗るごとにライトで硬化すると失敗せずに仕上げることが出来ます。

 

ネイルサロンではこのような場合、数秒だけライトに入れる【仮硬化】をします。

表面だけ固まるので仮硬化するとジェルが流れる心配がありません。

Step 6.ライトで硬化

最後にしっかりライトに当てて硬化します。ライトは中央に光が当たりますのでその部分に指を入れるのが大切です。

親指の場合は光が当たりにくいので、1本だけ、捺印を押すようにライトに指を入れます。

 

ライトの硬化時間はメーカーによってまちまちなので事前に調べておきましょう。

念のため、既定の照射時間よりも多め(15秒だったら30秒にする、など)にライトに充てるとしっかり硬化することで出来ます。

Step 7.未硬化ジェルを拭きとる

ジェルクレンザーまたはエタノールをコットンに含ませ、爪の表面に残った未硬化ジェル(ジェルのベトつき)を拭き取ります。

 

未硬化ジェルはしっかりふき取らないとジェルの曇りの原因になるだけではなく、ジェルアレルギーの原因にもなります。

一度使用した面はにジェルがついているので指ごとにコットンの面を変えていきます。

 

私の場合、コットンの角を使い1本ずつふき取っていきます。

最後の指はコットンを折りたたんでふき取ります。

 

1回ではふき取り切れないことが多いので2度拭きするのがお勧め。

未硬化ジェルをきちんとふき取るとジェルの完成です。

ジェルのバリを取って完成

エメリーボードで爪周りについたジェルのバリを取ります。

注意深く塗っていてもどうしてもはみ出してしまったりするからです。

バリが残っていると洋服に引っ掛かったりして不便です。

 

爪先をエメリーボードでなでるように優しく1回だけ削ります。最後にキューティクルオイルで保湿して完了です!

ジェルが曇ってしまう場合

ジェルネイルが曇ってしまう場合があります。この場合次のことが原因の場合があるので一つ一つ確認してみましょう。

  • ジェルの硬化時間が短すぎる→もう一度ライトを照射してみる。
  • 未硬化ジェルが表面に残っている→新しいコットンにジェルクレンザーを付け再度ふき取る。
  • 指にしっかりライトに光が当たっていない→親指は1本だけ照射してみる
  • それでもよくわからない場合→もう一度上からトップジェルを塗りライトで硬化

私の経験上、ライトがきちんと当たっていない硬化不良が原因のことが多いです。

もし曇ってしまう場合にはもう一度トップジェルを塗って再度硬化すると輝きが戻ります。

ジェルネイルと除光液の関連動画

動画1

セルフネイルのやり方を解説した動画です。必要な道具と下処理のやり方・キレイな塗り方まで紹介しています。わかりやすいので是非ご覧ください↓

動画2

ジェルネイルが上達するやり方をプロネイリストが解説してます。ネイルサロンでやってるテクニック等を知ることができます。セルフネイルを上達させたい方にお勧めです。是非ご覧ください↓

まとめ

今回は自分でやるジェルで必要なものについて紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。ほかにもネイルに関する記事を書いていますのでもしよければお読みください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました!是非楽しんでいただけると嬉しいです。

テレビドラマに出演しました

ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。

2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。

第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!

この記事を書いた人:ネイリスト 山崎さやか

ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト 山崎さやか

初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表の山崎さやかです。

現役のプロネイリストです。

国家公務員を退官後、ネイルの世界に飛び込みました。

サロンワークを数店舗経験、東京都内でネイルサロンをやっています。

このサイトでは今までの経験をもとに、

  • ジェルネイルやマニキュアのお役立ち情報
  • 爪に関するお悩み相談
  • ネイルスクールやネイル検定取得
  • サロンワーク
  • ネイルサロン独立開業や経営

といったことをプロの視点から書いています。

爪に関するご相談をいただくことが多く、少しでも爪のお悩みが解決するよう、日々記事を更新しています。

ネイルをもっと楽しめる人を増やしていけるよう頑張ります!

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