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ネイルサロン エクラーラ

ジェルネイルは除光液で落とせる?注意点&実際やってみた感想

ジェルネイルは除光液で落とせるんでしょうか?結論から言うとジェルはリムーバーでは落とせません。ネイルサロンでは専用のリムーバー液で落とします。

今回はジェルネイルとオフについて、さらに除光液と使って落とす場合のコツについてプロネイリストがご紹介します。

ジェルネイルは除光液で落とせるの?

ジェルネイルは【基本的に】除光液では落とせない

結論から言えばジェルネイルは除光液で落とすことはできないです。

 

ネイルサロンでも落とす場合は

  • 専用リムーバー
  • アセトン

などを使って落とします。

 

ちなみにやり方はコットンに除光液を浸してそのままこする・・・という方法では落ちません。

 

ジェルネイルはマニキュアと違ってかなり頑丈に爪にくっついているので、専用リムーバーに10分ほどつけてからゆっくり落としていきます。

 

初めて聞くと「え、なんか難しそう」と思ってしまうかもしれません。

 

最初はネイルサロンなどでやってもらって手順を見ると「ああ、そういうことか」と

納得です。

 

ジェルネイルはネイルサロンで、ジェルオフは自宅で、という方もいらっしゃいます。

もしセルフでオフする場合は必ず最初はやり方を確認してから行いましょう。

ジェルネイル用リムーバーと普通の除光液の違いは?

ジェルネイル用のリムーバーと除光液の違いを分かりやすく言えばアセトンの濃度です。

 

ジェルリムーバーのほうがアセトンがたくさん入っています。

逆に除光液はアセトンがリムーバーと比べると少ないのでジェルオフには不向きです。

 

ジェルネイルはアセトンで柔らかくすることができます。

 

マニキュアを落とす除光液の場合、こちらにもアセトンが含まれていますが、ジェルネイルのリムーバーと違って量はそれほど多くはありません。

 

そのため、除光液でもジェルを柔らかくすることができますが、するっときれいに落とすには専用リムーバーのほうがきれいに落とすことができます。

除光液で落とせるジェルネイルも実はある

ジェルネイル

実は除光液でジェルネイルオフ出来るタイプもあります。

それが【OPIジェルカラー】【CNDシェラック】です。

 

こちらはいわゆる【ハイブリッドジェル】と言って2週間タイプのジェルネイル。

落とすときはラメ用除光液や濃い色のマニキュア用のリムーバーを使って落とします。

 

だから除光液で落ちるジェルネイルがないわけじゃないんですけどね・・・。

 

でも基本的に普通のジェルは除光液では落ちないので専用ジェルリムーバーで落とす。

 

ネイルサロンで塗った場合は3~4週間たったらネイルサロンで落としてもらう。

オフを正しくすることでキレイなネイルを楽しむことが出来ます。

 

ジェルネイルを除光液で実際に落としてみた!

家に除光液しかなかったので試しにジェルネイルをオフしてみたときの体験談をご紹介します。

結論から言えば、【ジェルネイルは除光液でまあまあ落ちます】

 

でもするっときれいに落ちるわけではなかったです。

写真が残っていなかったのが残念ですが、落とす際のコツをご紹介します。

除光液は保湿剤やオイルが入っていないものを選びました

実は私自身、試しに除光液でジェルネイルを落としてみたことがあります。

使ったのはこの写真にあるネイルリムーバー。

 

次にジェルネイルをもう一度塗るのでできるだけ

保湿剤

オイル

が入っていないものを使いました!

 

理由は簡単で除光液にオイルや保湿剤が入っているとジェルネイルをはじいてしまうからです。

 

もしオフで除光液を使う場合はこういった余分な成分が入っていないものを選ぶのがコツです。

ジェルネイルはカラージェルを全部残して除光液でオフ

除光液

ジェルネイルを除光液で落とす際のコツは

【表面削り】です。

普通はトップジェルのみファイルで表面を削りますが除光液はアセトンが少なめ。

 

だからしっかりアセトンが染み込むようにカラージェルをほとんど全部削りました。

 

こういう場合はファイルよりもネイルマシンのほうが効率がUP

 

もしファイルの場合は、爪に数か所カラージェル部分を削る(ベースジェルのみ残っている状態)ようにします。

 

まだらにジェルの穴が開く感じになりますがこうするとここからアセトンが染み込んで除光液でもなんとかジェルネイルを落とすことができます。

アルミを巻いたら上からビニール手袋をする

除光液

除光液でジェルネイルを落とす場合、すくないアセトンの量をしっかりネイルに染み込ませることが大切です。

 

そのためアルミを巻いたらアセトンが蒸発しないように上からビニール手袋をしました。

 

↑の画像は実際に使ったビニール手袋です。

この時は別の用途で使っていたのでですが、ジェルオフするときは指の際にアルミが巻かれています。

 

こうすることで蒸発防止にもなりますし熱がこもってアセトンが反応しやすくなるんです。

 

置くこと約10分。

 

小指から親指に向かってジェルネイルを落としていきます。

(小指のほうが早くアセトンが染み込むので落としやすいため)

 

もちろん除光液なので1回でジェルネイルが柔らかくならない場合もあります。

その場合は根気よくもう一度アルミを巻いてゆっくり落としていくようにします。

 

くれぐれも無理やりプッシャーを押し込んではがさないように注意しましょう。

ジェルネイルを除光液で落とす際のポイントまとめ

ジェルネイルを除光液で落とすポイント1:アセトン濃度が高いものを選ぶ

除光液

ジェルネイルを除光液で落としてみた感想を率直に言えば・・・

【意外といけるやん・・・】

 

ということでした。

 

実際、アセトンは濃度がめちゃくちゃ濃いので家でも使いたくないですし、あんまり大量に置きたくない。

 

という理由もあって実際に除光液を使って落としてみたのですがそこそこきれいに落ちました。

コツは

 

  • アセトンがベースジェルに染み込むようにカラージェルをしっかり削る
  • 自爪削らないように注意する
  • アルミを巻いたら手袋をして揮発を防ぐ
  • 除光液はできるだけアセトン濃度高いものを選ぶ

 

この2つです。

↓に貼った動画でも【100円ショップの除光液を使ったジェルネイルオフ】

をやってますが結構苦戦していました。

 

このことからもわかるように、除光液選びが一つのポイントになりそうです。

 

もし可能であれば【ラメ用除光液】を選んだほうがアセトンの量が多めなので落としやすいです

 

ちなみにラメ用リムーバーはOPIなどから発売されています。

ジェルネイルを除光液で落とすポイント2:【表面削り】はカラージェルまで

除光液

さらに【ジェルネイルの表面削り】もポイント。

 

通常はトップジェルのみ削りますが、実は最近はカラージェルもしっかり削るネイルサロンが増えています。

 

というのもカラージェルの中にもアセトンで柔らかくならないというタイプがあるからです。

 

ネイルサロンではそのためカラージェルも結構削ってからオフするのですが、除光液の場合はカラージェルの部分もある程度は削っておく必要があります。

 

ベースジェル自体はアセトンですぐに柔らかくなるので、そこに直接アセトンが染み込むように、逆まだらになるようファイルやネイルマシンでジェルネイルに穴をあけるイメージで削っていきます。

 

この時自爪を削らないように注意します。

ジェルネイルを落とす時の注意点

1.ジェルネイルを無理に剥(は)がさない

ジェルネイルを落とすときの注意点として一番大切なのが

無理にはがさない

ということ。

 

ジェルネイルを無理にはがすと、爪の表面まで一緒にはがれてしまい、爪が薄くなり傷んでしまいます。

 

せっかくジェルネイルで爪をきれいにしたのに爪が傷んだり薄くなってしまうのは悲しいですよね。

 

特に気を付けたいのが【十分柔らかくなっていないジェルネイル】。

ジェルリムーバーを浸透させ、柔らかくなったネイルはプッシャーを当てるだけでするっとはがれます。

 

もしプッシャーやウッドスティックを当ててもはがれない場合は、もう一度ジェルリムーバーを浸透させてからオフします。

 

あまりにもジェルネイルが固い場合は一度ファイルで表面を削ってからアルミを巻く(ジェルリムーバーを浸透させる)とするっときれいにはがれます。

 

くれぐれも無理やり剥がさないように注意しましょう!

2.アセトンで落とせないジェルもある

除光液に限らず、アセトンで落とせないジェルネイルもあるので注意が必要です。

 

ちなみに今はアセトンで落とせるソフトジェルが主流になっているので、アセトンで落とせないジェルネイル(ハード)はかなり希少です。

 

もしハードジェルの場合は、やすりで削り落とすしかありません。

その場合特に気を付けたいのが【自爪まで削ってしまう】こと。

 

実はベースジェルと自爪の境目が非常にわかりづらく、ネイリストでも慎重に時間をかけて行うぐらいです。

 

初心者の方は自爪まで削ってしまう恐れがありますので落とす際は慎重に行いましょう。

 

正直自爪を削りまくってペラペラになるよりも、多少ジェルネイルが爪に残っているほうがまだ爪には良いです。

 

私だったら220グリットのスポンジバッファーで爪をなめらかにした後、爪磨きで艶を出します。

セルフでネイルをする場合はアセトンで落とせる【ソフトジェル】がおすすめです。

 

さらにはネイルサロンでやってもらったジェルネイルを自分で落とす場合も、アセトンで落とすことができるジェルなのか確認しておきましょう。

ジェルネイルと除光液の関連動画

動画1

ジェルネイルのオフに関する関連動画をご紹介します。初心者でもわかりやすくゆっくり説明しているのでセルフの方にお勧めです。爪を痛めないコツも紹介してるのがウレシイ!是非参考にしてください↓

動画2

ジェルネイルを除光液で実際落としてみた検証動画です。この動画では100円ショップのリムーバーを使っています。私はKATEを使ってもう少しきれいに落とすことができました。この動画を見てわかるように、除光液選びが大切なのかもしれないです↓

コラム:ジェルネイルと除光液について

ジェルネイルの上のマニキュアをオフする場合は除光液を使わないほうがいい。

ジェルネイルの上に塗ったトップコートやマニキュアを落としたいという場合どうしたらいいでしょうか?

結論から言うとジェルの上に塗ったトップコートと落とすには通常の除光液は使わない方が良いです。

 

良く【除光液を使うとネイルが曇る】なんて言われます。

 

私の経験上曇るだけじゃなくてジェルが柔らかくなってそこから剥がれやすくなってしまうんです。

 

除光液の場合には、ジェルがペロッと剥がれることはありませんが、ジェルネイル自体の耐久性が落ち通常よりも剥がれやすくなっちゃうんです。

 

現在ジェルネイルと言えば【ソフトジェル】がほとんどです。

ソフトジェルは専用の溶剤でオフするので通常の除光液は使わない方がいいです。

ジェルネイルはネイルサロンで落としてもらうのがベスト。

マニキュアの場合には自分で落とすことができます。

市販で売られている除光液を使って落とせます。

 

一方でジェルネイルはマニキュアのように除光液で落とすことができません。

 

マニキュアは爪に直接塗るのはもちろんですがジェルも爪に直接塗ります。

ジェルというとあの【ごっついネイルアート】が人気ですがあれも爪に直接塗っていきます。

 

ジェルネイル自体爪にがっちりくっついているプラスチックのようなもの。

だからとるときもネイルサロンで専用の溶剤を使って落としていきます。

 

特に落とす際には爪を傷めてしまうこともありますので慎重に行うことが大切です。

オフする際にもネイルサロンで行います。

 

ジェルネイルは塗るときは楽しいのですが、落とすのは時間もかかりますし楽しい施術とは言えません。

 

除光液で落とせないネイルってあるんでしょうか?

それが【ジェルネイル】です。

ジェルをしたら除光液で落とすのはムズカシイです。

 

ではどうやって落とすのでしょうか?

その場合にはネイルサロンで落とします。

 

ネイルサロンによっては剥がれないようにしっかりネイルをくっつけている場合もありますのでなかなかオフ出来ない場合もあります。

 

何度もオフをしてみたもののジェルネイルが柔らかくならず、面倒になってしまい無理やりむしってしまったということもあります(私自身も昔経験あります・・・)。

まとめ

今回はジェルネイルは除光液で落とすことができる?についてご紹介しました。

 

結論から言えばジェルネイルは除光液ではなく、専用のリムーバーを使って落としていきます。

 

アセトンの量が除光液とリムーバーでは違うので、ジェルネイルを落とすのは難しいからです。

 

ただし、実際私自身がやってみたところ表面のカラージェルをぎりぎりまで削ってアセトンを染み込ませることができれば、除光液でもジェルネイルを落とすことはできます。

 

 

しかしこういった【ぎりぎりまでの表面削り】はセルフでは難しいです。

 

誤って自爪まで削ってしまうこともあるので、除光液はリムーバーがない時の【応急処置】として使っていただければと思います。

 

というわけで今回は以上です。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

テレビドラマに出演しました

ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。

2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。

第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!

この記事を書いた人:ネイリスト 山崎さやか

ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト 山崎さやか

初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表の山崎さやかです。

現役のプロネイリストです。

国家公務員を退官後、ネイルの世界に飛び込みました。

サロンワークを数店舗経験、東京都内でネイルサロンをやっています。

このサイトでは今までの経験をもとに、

  • ジェルネイルやマニキュアのお役立ち情報
  • 爪に関するお悩み相談
  • ネイルスクールやネイル検定取得
  • サロンワーク
  • ネイルサロン独立開業や経営

といったことをプロの視点から書いています。

爪に関するご相談をいただくことが多く、少しでも爪のお悩みが解決するよう、日々記事を更新しています。

ネイルをもっと楽しめる人を増やしていけるよう頑張ります!

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