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ネイルサロン エクラーラ
パラジェルのオフってどうやるんでしょうか?実際落とす方法は普通のジェルネイルとほとんど変わりません
とはいえ爪を痛めないために細心の周囲が必要です。以下では爪を傷めないパラジェルのオフについてご紹介します。
パラジェルのオフ方法ってどうやるんでしょうか?
結論から言えば、落とす方法は普通のジェルネイルとほとんど変わりません。ジェルネイルの落とし方をざっくり説明すると以下の通り。
【ネイルファイルで表面のパラジェルを削り、専用のリムーバーを浸み込ませたコットンを爪に乗せる】
【アルミホイルで巻いて10~15分パック(爪が弱っている場合は20分程度)。
そのあと柔らかくなったパラジェルをプッシャーで除去すれば終了】
通常のジェルネイルのオフとほぼ全く同じであることがわかります。
では次にオフの手順について細かく解説します。
ジェルネイルのオフで必要なアイテムって何でしょうか?ネイルサロンで使っているジェルネイルのアイテムは以下の通りです。
パラジェルのオフをするときは換気をしっかりしましょう。
などが大切です。
またアセトンを使うときは火気厳禁です。
ジェルネイルの表面をファイル(やすり)で削ります。
一方方向にやすりで削っていきます。
往復がけすると摩擦熱で熱くなるので注意。
皮膚の側はファイルで傷がつきやすいです。
周りの皮膚をしっかり押し下げて(スキンダウン)削ります。
ファイルは粗いファイルのほうが力を入れずに削る事ができます。
私の場合、オフは80~100グリッドぐらいのファイルを使います。
ただし自爪を削らないように注意します。
カラーを重ねている場合はベースだけ残すイメージで軽く削ると削りすぎを防げます。
ネイルサロンではネイルマシンを使って削ります。この場合も自爪を削らないように注意します。
ジェルネイルの表面を削ったらアルミとコットンを用意します。
コットンをアルミホイルの上に置きます。
その上からアセトンをたらします。
アセトンを浸したコットンを爪の上に乗せ
上からアルミで巻いてきます。
コットンは爪にしっかり当たるように巻きます。
そのまま10分まちましょう
私の場合は、上から使い捨てのビニール袋をはめてます。
こうすることでアセトンが揮発しにくくなったり作業がしやすいので便利です。
アルミで巻いたら10~15分前後放置します。
手を温めるとアセトンの浸透が良くなるので
使い捨てのビニール手袋をはめておくのがお勧めです。
ビニール手袋は揮発防止にの効果もありますし
指先を使いやすくなるので便利です。
10分待つのは結構面倒ですがここでしっかりジェルを柔らかくしましょう。
10~15分ほど置くとジェルネイルが柔らかくなって来ます。
試しに小指のアルミをとり、ジェルが柔らかくなってるか様子を見ます。
ジェルネイルが柔らかくなって爪から剥がれ落ちていたらOK。
アルミを1本ずつ取り、ウッドスティックかプッシャーでネイルを取り除きます。
ウッドスティックで取れないジェルはそのままにしておきます(これ重要)
無理にはがすと爪を傷つけてしまうので無理やり取るのはやめましょう。
柔らかくなっていないジェルネイルの表面を優しくファイルで削り
先ほど使ったアルミとコットンを使って爪の表面に巻いていきます。
5分ぐらいしてからもう一度チェックします。
ただし、あまりに大きいジェルはもう一度コットン&アルミを巻いて柔らかくしましょう。
こうすることでジェルネイルのオフで凹凸した爪も滑らかになります。
※ジェルネイルを再度塗る場合はこの工程飛ばしてプレパレーションを行います。
最後はオイルで保湿します。
↓パラジェルを落とす方法についてわかりやすく解説しています。是非ご覧ください↓
↓パラジェルだけじゃなくてジェルネイル全般のオフのコツについて。
ジェルネイルのオフで一番難しいのが【ジェルネイルの表面削り】ではないでしょうか?
この動画では表面削りのコツについてわかりやすく解説しています。是非ご覧ください↓
パラジェルオフのは爪の状態によって異なるのが特徴です。
どう違うかといえば【アルミホイルで巻く時間】です。
ジェルオフではジェルリムーバーで浸したコットンを爪の上に置いてあるホイルで巻きますが、
パラジェルの場合健康なお爪であれば10分~15分ほどでOKです。
これだったら通常のジェルネイルを落とす場合と同じですね。
一方で爪が傷んでいる場合パラジェルのオフは時間がかかります。
爪の表面が傷んでいる場合落としにくいため、アルミで巻いた後20分ほど置きます。
こうすることでパラジェルがさらに柔らかくなり爪に負担なくオフすることが出来ます。
左側がメタルプッシャー
パラジェルのオフで気を付けたいのが【メタルプッシャーの使い方】についてです。
パラジェルに限らず密着性の高いジェルネイルの場合、
オフしてもさらに爪の上に薄皮の様なクリアジェルが残っていることがあります。
パラジェルの場合もそうです。
この薄皮の様なクリアジェルをメタルプッシャーでゴリゴリ削ると爪を痛めてしまます。
では爪を痛めることなく残ったパラジェルを取るにはどうしたらいいでしょうか?
それが【メタルプッシャーを寝かせ、爪に添わせるような形でオフする】という方法です。
柔らかくなったパラジェルをこそげ落とす際はプッシャーを45度に立てて使いますが
クリアジェルを取るときはプッシャーを寝かせる。
それでも取れなければもう一度アセトンを浸したコットンをアルミホイルで爪に巻きましょう。
こうすることで爪を出来るだけ痛めることなくパラジェルをオフすることができます
では実際にネイルサロンでパラジェルオフをする際にはどんな感じでやっているでしょうか?
ネイルサロンでパラジェルを落とす際も先ほどお話したような内容でやっています。
ただしセルフとネイルサロンでパラジェルを落とす際の違いは
この2つです。
では以下でご紹介します。
パラジェルをするっと落とす決め手は【表面削り】です。
これはジェルをオフするときには必ずと言っていいほど大事なポイントになってきます。
ジェルネイルの表面はジェルオフ溶剤がしみ込まないので表面を削りますが
実はネイルサロンでは表面のトップジェルだけでなく
カラージェルの部分もほとんどすべて削ってしまいます。
実は最近ネイルサロンで使われるカラージェルも年々落ちにくくなっており、
ジェルオフ剤がしみ込みにくいということがあるからです。
私のネイルサロンでもカラージェルの部分は3/2程度削り、クリアジェルが残っているような状態になります。
パラジェルの場合もカラージェルを削っておくことでオフ剤がしみ込みやすくなり時間短縮になります。
さらに溶剤についてですが、パラジェルはその品質の良さから実は【オフしにくいジェル】と言われています
(特にクリアジェルEX)
私のネイルサロンではアクセンツのオフ剤を使っています。
もちろんパラジェルはアセトンで落とすことが可能なのでお手持ちのリムーバでも全然OKです。
最後にパラジェルなのに表面を削るワケについてご紹介します。
良くいただく質問に【パラジェルをオフする時にネイルの表面を削るのはなぜ?】
というものがあります。
パラジェルは爪を削らないって聞いていたのに・・・
とびっくりする方もいるようです。
パラジェルが【削らない】というのは【ジェルネイルをする前の削り作業(サンディング)をしない】ということです。
しかしこの場合爪表面を削るのではないのでご安心ください。
削っているのは【パラジェルの表面】です。
先ほどもご説明しましたが表面であるトップジェルははジェルオフ剤がしみ込まないため
パラジェルであってもマシンやファイルを使ってジェル表面を削ります。
こうすることでジェルネイルが溶剤に溶けやすくなり、素早くパラジェルを落とすことが出来るんです。
以上パラジェルのオフについてご紹介しました。
具体的には他のジェルネイルと同じような手順で落とします。
ただし無理やり落とすのは爪を傷めるのでNGです。
アセトンを染み込ませたコットンをアルミで巻き
しっかり10分待ち、ジェルネイルが柔らかくなってから落としていきます。
短時間でパラジェルを落とすには
表面をしっかり削ってリムーバーの染み込みをよくしておくことが大切。
ネイルサロンでは表面だけでなく
カラージェルの一部まで削ってリムーバーの染み込みをよくします。
丁寧にパラジェルを落とすことできれいな爪をキープできます。
というわけで今回は以上です!ありがとうございました。
ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。
2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。
第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!
ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト 山崎さやか
初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表の山崎さやかです。
爪に関するご相談をいただくことが多く、ネイリストとして培った経験をもとにネイルのお悩み解決する記事を書いています。
さらにセルフネイルを身近に楽しめる方法や、これからネイリストになったり、サロンを開業しよう、という人のために役立つ記事を書いています。
ネイルをもっと楽しめる人を増やす、を基本理念をしています。