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ネイルサロン エクラーラ

パラジェルとオフ不要の一層残しやるならどっちがいい?

爪を痛めないと言われるパラジェルとオフ不要の一層残し。ジェルネイルをするならどちらがいいでしょうか?出来たら爪を痛めずジェルネイルを楽しみたいですよね。両者のメリットデメリットをまとめました!

パラジェルのメリット&デメリット

パラジェルのメリットはサンディング不要

爪を痛めないと言われるパラジェル。

パラジェルのメリットとは【サンディング不要】という点です。

 

ジェルネイルを塗る前のサンディングという爪の表面を削る必要がないジェルネイルです。

爪の表面を削る必要がないので爪を痛めずパラジェルを楽しめます。

 

こういうことを言うと、ジェルをするのに爪の表面を削るの?と思ったかもしれません。

通常はジェルネイルを塗る前に爪全体をファイルで傷をつけます。

 

こうすることで爪に凹凸が出来、そこにジェルが入り込むためモチがUPするからです。

 

しかしこのサンディングもネイルサロンによってまちまち。

 

最近の主流は【スポンジファイルでササッと軽く】ですが、ちょっと前までは結構がっつり削ってました。

 

私もネイリストになる前にネイルサロンに行ったことがあるのですがかなり硬めの粗いファイルで削っていたのでびっくりしたことがあります。

 

特に時間が短いサロンですとセラミックプッシャーと言ってサンディングも一緒にできるようなものがあってそれでもかなり削っていました。

正直爪にはあまりよくはありませんが、ジェルが途中で浮いてしまうことを思えばこういったサンディングは仕方ないともいえます。

 

その点パラジェルならサンディング不要ですのでその分爪を痛める心配がありません。

パラジェルのデメリットは【ジェルオフで爪が傷む可能性】

では逆にパラジェルのデメリットって何でしょうか?

 

パラジェルのデメリットは【ジェルオフで爪が傷む可能性がある】という事です。

実はパラジェルに限らずジェルオフにより爪の表面が少しずつ薄くなります。

 

大抵ジェルネイルは3~4週間程度で付け替えしますのでその間に爪が伸び、永遠に爪が薄くなるという事はありません。

しかし、がっちりくっついている分、なかなか取れないこともあります。

 

そんなときに無理にとってしまったりすることで思いのほか爪が傷んでしまう事もあります。

 

実はジェルネイルを塗るのと同じぐらいジェルオフは技術が必要になります。

 

これはサンディングで爪を痛めないと言われるパラジェルでも同じです。

 

パラジェルもがっちり爪とくっついてますのでジェルオフする際は丁寧に行う必要があります。

パラジェルが向いているのはこんな人

パラジェルが向いているのは1か月だけとか短期間でジェルを楽しみたい人です。

 

もちろん長期でジェルネイルをする際にパラジェルでもいいと思います。

 

しかし筆者としては次にご紹介する【その都度オフをするパラジェルよりも一層残し】の方が爪への負担は少ないと考えます。

一層残しのジェルネイルとは?

一層残しとは【オフのいらない】ジェルネイルのこと

では今度はネイルサロンでここ数年人気となりつつある【一層残し】についてご紹介します。

 

ジェルネイル一層残しはジェルネイルの付け替え方法の一つです。

  • お直し
  • フィルイン

と呼ばれることもあります。

 

ジェルネイルを付け変える時に、パラジェルなどのソフトジェルの場合はアセトンを使ってジェルを全部取ってしまいます。

 

一層残しの場合はアセトンは使わずトップジェルとカラージェルのみ削り取るという方法でオフします。

 

爪にはベースジェル一層だけを残してすべて削ります。

 

そして新しく生えてきた爪の部分にのみベースジェルを塗ります(全体にベースジェルを塗ることもあります)。

その上からカラージェルやトップジェルを塗って仕上げます。

 

この方法はもともとハードジェルの付け替えのやり方でした。

 

ソフトジェルになってアセトンで付け替えするのが一般的となりましたが、爪を痛めない方法として再度注目されつつあります。

ジェルネイル一層残しのメリット&デメリット

メリットは【爪を痛めにくい】事

実は一層残しのメリットは沢山あります。

一番大きいのが【ジェルオフにより爪を痛める事がなくなる】という事です。

 

爪を痛めないパラジェルでさえ、オフの際はやはり爪に負担がかかってしまいます。

爪にがっつりくっついているジェルを取るのですからそうなってしまうのは仕方ありません。

 

しかし一層残しであればジェルをあえて爪の上に遺すので、爪を痛めるという事はなくなります。

 

さらにがっつりくっついているのでモチがいいのも特徴です。

 

筆者のサロンのお客さんでも3週間程度の持ちだったネイルが1か月以上持つようになったという例もあります。

 

ただし、爪が伸びすぎると折れる原因になりますので定期的に付け替えするのがおススメです。

一層残しデメリットは【長期間ジェルネイルをする必要がある】事

一層残しのデメリットは長期間ジェルネイルをする必要があるという事です。

 

 

1回や2回程度でジェルネイルをやめてしまう場合には通常のパラジェルの様なアセトンタイプがおススメです。

 

一層残しの場合、がっつり爪に貼り付けるためオフするとなると爪に負担がかかってしまいます。

なので出来るだけ「オフしない」という事が前提です。

 

筆者のネイルサロンでは【最低でも3か月から半年程度】続けてジェルネイルをされる方に一層残しをお勧めしています。

 

逆に【ずっとジェルネイルをしたい】という方には一層残しは非常におススメです。

一層残しはセルフでは難しい

次にデメリットではありませんが注意点として

ジェルネイルの一層残しは【セルフではやらない方が良い】です。

 

理由はかなり難易度の高い施術だからです。というのも

  • マシンでベースジェルぎりぎりまで削る(地爪を削る可能性も)
  • ジェルを浮かないようにしっかりケアする必要がある(浮くとグリーンネイルになる可能性もある)
  • 凹凸を均一にしつつ仕上げる

といった技術が必要になるからです。

 

もし一層残しをしたい場合は扱っているネイルサロンでやってもらうのがおススメです。

ちなみに筆者のネイルサロンではフィルイン一層残しをやっています。

パラジェルオフと一層残しに関する関連動画

パラジェルオフと一層残しに関する関連動画です。

非常にわかりやすい動画となっていますので是非ご覧ください↓

動画1

一層残しジェルのやり方を見ることができる関連動画です。

プロのやり方を観たい方にお勧めです。ぜひご覧ください↓

動画2

パラジェルのオフに関する関連動画です。

オフを観たい、という方にぜひおすすめです↓

最後に

今回はパラジェルとオフ不要の一層残し、どちらが良いか?についてご紹介しました。

 

とめると

  • パラジェルはサンディング不要で爪を痛めないのがメリット
  • 一方でジェルオフの際に爪を痛める可能性がある
  • 一層残しはジェルオフで爪を痛める事が少ない(アセトンを使わないので)
  • ただし、一層残しは長期にわたってジェルをやる人に限る
  • 一層残しは技術的に高度なのでセルフには向かない

となります。

 

どちらが良いかはその人のジェルネイルとの付き合い方によると思います。

イベントなどで短期の場合はパラジェル。

長期でジェルネイルをする場合には一層残しがおススメです。

テレビドラマに出演しました

ネイリストの山崎さやかです。こんにちは。

2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。

第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!

この記事を書いた人:ネイリスト 山崎さやか

ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト 山崎さやか

初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表の山崎さやかです。

現役のプロネイリストです。

国家公務員を退官後、ネイルの世界に飛び込みました。

サロンワークを数店舗経験、東京都内でネイルサロンをやっています。

このサイトでは今までの経験をもとに、

  • ジェルネイルやマニキュアのお役立ち情報
  • 爪に関するお悩み相談
  • ネイルスクールやネイル検定取得
  • サロンワーク
  • ネイルサロン独立開業や経営

といったことをプロの視点から書いています。

爪に関するご相談をいただくことが多く、少しでも爪のお悩みが解決するよう、日々記事を更新しています。

ネイルをもっと楽しめる人を増やしていけるよう頑張ります!

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