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ネイルサロン エクラーラ
指先の硬い角質をどうにかしたいですよね。原因としてお肌の乾燥があります。元々指先は心臓から遠く、ターンオーバーが滞りやすい箇所と言われてます。そのため角質ケアはほかの箇所よりも集中的に行う必要があるんです。以下では指先をキレイにする方法や硬くなってしまったお肌のお手入れ方法をプロの視点からご紹介します。
まず指先が硬くなってしまう原因からお話しします。
その中でも一番大きいのが【指先の乾燥】です。
水仕事やお湯やエタノール、外気の乾燥洗剤など原因は色々ありますが指先が乾燥する機会はたくさんあります。
元々指先は心臓から遠く、血流の関係からターンオーバーが滞りやすい箇所と言われてます。
指先の角質が硬くなってしまう過程を分かりやすく説明すると・・・
↓指先お肌ターンオーバーの低下
↓古い角質がたまりやすくなる
↓←ここにお肌の乾燥が加わると・・・
↓潤いが少なくなる
カチカチになってしまう!!
指先の角質がカチカチになってしまったら保湿だけでは改善するのは難しいです。
角化した皮膚に普通のクリームは染み込まないからです。
後でご紹介するような尿素クリームを使ったり、角質をケアする特別なお手入れが必要です。
つまり、カチカチになった指先をお手入れで【柔らかく】戻すのはとても大変なんです・・・
硬くなった指先はクリームを塗っても染み込みづらいですからね。
こうなる前にこのプロセスを断ち切って出来るだけ指先を硬くしないということが大切なんです。
指先の角質ケアで大切なのが何はともあれ【保湿】です。
保湿と言えばハンドクリーム。
でもいざ買おうとしてドラッグストアに行っても、種類が多すぎて何を買ったらいいかわからない・・・
そんなこともよくあります(私もあります)
そこで【これだけは知っておきたい】ハンドクリームの種類についてご紹介します。
指先の硬い角質をケアするハンドクリームの選び方もありますので是非参考にしてください。
ビタミン系のハンドクリームはひび割れ・あかぎれなどの手荒れに良いといわれています。
ビタミン系というとビタミンE配合のクリームを思い浮かべそうですがそのほかにも、皮膚の再生を促すためのビタミンB2が配合されているものもあります。
さらにビタミンCもあります。
これはビタミンCには皮膚のダメージを減らし、回復力を高める働きがあると言われます。
人気のビタミン系ハンドクリーム
などがあります。
個人的には、ユースキンをよく使います。
ユースキンには血行改善効果のあるビタミンE酢酸エステルやビタミンCなどお肌に良い成分が入っています。
ちょっと見た目にはおしゃれからは遠いんですけど・・・
ネイルサロンでも足のケアの後に使っていたぐらいなので保湿力は個人的には抜群です。
ガサガサ・ゴワゴワといった角質が硬くなっている場合にお勧めなのが尿素系ハンドクリームです。
尿素は高い保湿力に加えて、硬くなった角質を柔らかくする働きがあるそうです。
ただし、肌が弱かったり敏感肌だったりする人は、強すぎる場合もあるので注意したいです。
尿素の成分が肌のバリア機能を低下させてしまうこともあるからです。
ただし先ほどのあかぎれやひび割れがある場合は、傷口に尿素が入ってしまい患部を悪化させるので、尿素は使えません。
ドラッグストアなどでよく見かける尿素系クリーム
などです。
保湿成分が配合されているハンドクリームです。
保湿というとセラミドやコラーゲンなどが有名ですが、オリーブオイルやホホバオイルなど「植物性の油」が入っていることもあります。
これらのオイルが水分の蒸発を防いでくれるのでお肌がしっとり。
確かにキューティクルオイルも高価なものになるほどホホバオイルなど高価な植物油が入っています。
保湿系ハンドクリームは香りも色々あるしでパッケージもおしゃれ。
さっぱり系やこっくり系などいろんな種類があって選ぶのも楽しいですよね!
ネットなどで人気の保湿系クリーム
など。個人的にはニベアが好きです。
たくさん使いたい、という場合は断然ニベア。
しかし、ロクシタンなども人気がありますよね。保湿系クリームはおしゃれなパッケージも特徴です。
指先の角質を柔らかくするには【何はともあれ保湿】です。
【カチカチになった指先を柔らかくする】ために保湿が大切なんです。
【え~クリーム毎日塗ってるけど全然良くならない】という方も多いと思います。
ネイリストの間では指先の保湿といえば【キューティクルオイル】が常識。
キューティクルオイルは速乾性が高い反面、持続性がありません。
逆にハンドクリームは持続性はありますが、保湿力はオイルに比べるといまいちなんです。
そのため指先が硬くなってしまった場合は
キューティクルオイル+ハンドクリームの2刀流で指先を保湿しまくります。
やり方は以下の通り。
さらにネイルサロンでは爪をお手入れする
【ついで】に指先の硬い角質もお手入れしてくれます。
指先が良く硬くなってしまう、という方はネイルサロンでネイルケアを受けていただくのもお勧め。
カチカチの角質をキレイにするとクリームの染み込みも良くなります。
硬い角質を柔らかくしてくれる尿素入りのクリームですが
使いすぎには注意が必要です。
1つは、皮が剥けていたり、炎症、傷がある場合は使わないほうが良い、ということ。
尿素が角質層の内側に作用し、刺激を感じる可能性があります。
・・・(省略)・・・
低濃度(約10%以下)では皮膚の水分を保持し乾燥を防ぐ働きをします。
高濃度(約10%以上)では角質の元となるたんぱく質に作用し、硬くなった角質をやわらかくする働きをします。
先ほどもあったように尿素は皮膚の間に染み込んでいって角質を柔らかくする効果があるので、皮膚にトラブルがある場合は刺激を感じることがあるそうです。
2つ目は、角質の状態によって効果のある尿素の%が異なる、ということ。
指先の角質を柔らかくしたい場合は10%以上尿素が配合してあるクリームを使うと良さそうですね!
ちなみに指先に限らず、足の硬くなった角質はネイルサロンでもお手入れすることができます。
私もお客様の角質をお手入れさせていただきましたが、経験として【角質が柔らかくなったら、高濃度の尿素クリームは一旦ストップしてみる】ほうがよさそうです。
いちど柔らかくなった皮膚に高濃度の尿素クリームを塗り続けると周りの水分を集めてしまって余計に硬くなってひび割れてしまう・・・というのが同業者の中でひそかに言われていることです。
あくまで経験なのですが。
もし高濃度の尿素クリームを使って一度きれいになったら低濃度に切り替えるとか、普通の保湿クリームに切り替える、というのがよさそうです。
硬くカチカチなってしまった指先はいくら保湿しても柔らかくなりません。
それは【角質がカチカチになりすぎると、クリームが染み込んでいかない】からです。
ここではクリームが染み込みやすくなるようにカチカチに硬くなった角質をきれいにする方法をご紹介します。
それが【スポンジバッファーを用いた方法】です。
丸印のところにグリッド数が書いてあります。ロゴが書いてある面のグリッド数のほうが高い。ちなみにこの場合は表が180グリッド。裏が100グリッド(つまり裏のほうが粗い)
準備するものは以下の通りです。
1.スポンジバッファー(220グリッド程度)
※グリッドは数字が小さいほど目が粗くなります。肌に当てるものは200~220グリッド程度がお勧めです。
バッファーはあらかじめ面取りをしておきましょう。
2.保湿クリームまたはキューティクルオイル
お手入れした後に保湿します。
準備するものは以下の通りです。
反対側も硬い角質があればバッファーを使ってきれいにします。硬い部分のみに充てて軽くなでる感じできれいにします。
この方法だとカチカチの角質が削られて、柔らかい皮膚が出てきます。
最後は必ず【保湿】をします。
そうしないとまた角質が硬くなってしまうので・・・硬くなった場合はエタノールの使用を控えたり、手袋をするなど乾燥対策も一緒に行いましょう。
指先の硬い角質をバッファーでケアする際の注意点をご紹介します。
それが【削りすぎない】ということ。
そもそもバッファーで削っているのは【角化】してしまってどうしようもなくなってしまった部分です。
いわゆる【死んだ皮膚】の一部です。
それ以上削ってしまうと、生きている皮膚も削ってしまい痛みが生じたりお肌が傷ついたりしますので削りすぎには十分注意しましょう。
ちょっと削ってみて、触ってみる。
【ちょっとまだ硬いなぁ】というぐらいでやめておくのがいいです。
もともと指先が硬くなる場所というのはこすれたり乾燥したりと「負荷をかけている場所」。
お肌はそういう負荷から身を守ろうとして「角質で防御」してるんです。
だからあまりにも削りすぎるとかえって硬くなることもあります。
ほどほどにケアしてあとは保湿。
あとはお肌のターンオーバーの力で指先をきれいにしましょう。
指先の硬い角質を削り過ぎるとさらに硬くなるって聞いたんだけど・・・削らない方がいいのでしょうか?
ネイルサロンでも角化した硬い角質は除去することが多いです。
ただし削り過ぎるとかえって硬くなることもあるので注意が必要です。
私がネイルサロンでよく見るケースとして「カミソリで硬い角質を削っている」というケース。
削り過ぎてしまうとさらに防御しようと硬くなったり増えちゃったり。
逆に皮膚を傷つけてしまったりすることもあります。
指先の角質だけでなく、かかとの硬くなった部分も削ってしまうケースもよく見るのですが・・・
正直危ないです。
足の裏(特に親指のあたり)には動脈が通っていますので刃物を当てるのはネイリストからするとちょっと怖いです。
なのでカミソリなどの刃物で削るのではなくバッファーなどのやすりを使ってきれいにしたり、ネイルサロンでお手入れしてもらう、というのがお勧めです。
さらに指先の角質ももし削る場合には硬い部分を少し残す(皮膚を押してみて硬い部分が少し残る程度にとどめる)位のとどめておきます。
さらに削った後は保湿を必ずする(乾燥して再び固くなるので)。
角質は削るよりもそのあとのケアのほうが実は大切なんです。
先ほどご紹介した、バッファーを使った方法を動画で説明しています。
私の指を使って実際にやってみましたのでぜひご覧ください↓
指先の角質をキレイにしてくれるネイルケア関連動画ご紹介です。ネイルケアの全体的な流れがサクッとわかるので是非参考にしてください↓
指先の角質が硬くなってしまうどころか、カチカチになることがありますよね。
あれってどうしてでしょうか?
実は指先の角質が硬くなってしまう順番があります。それが・・・
お肌ターンオーバーの低下
↓
角質がたまりやすくなる
↓
↓←ここにお肌の乾燥が加わると・・・
↓
潤いが少なくなる
↓
カチカチになってしまう!!
指先の角質がカチカチになってしまっている場合これは保湿だけでは改善するのは難しいです。
というのもあまりに角質が硬くなりすぎてクリームが染み込まないからです。
この場合は次にご紹介するような【カチカチの角質のみをきれいにする】というお手入れ方法があります。
指先の角質を柔らかくするケアとして「お肌を柔らかくするクリーム」もあります
ポイントは普通の保湿クリームではなく角質軟化剤が入っているクリームです。
角質を柔らかくする成分が入っているクリームをぬることで硬くなった部分を柔らかくしてくれるので、保湿成分がお肌になじみやすくなります。
確かにハンドクリームでも悪くはないのですが角質軟化剤入りクリームは個人的に速乾性があるので好きです。
とくに「今すぐ硬い角質を何とかしたい」という場合には1本あると便利です。
ただ漫然とハンドクリームを塗り続けるよりも効果的だと思います。
角質を柔らかくするクリームとして人気があるのは【尿素】です。
尿素は硬くなった角質を柔らかくしてくれる効果があるといわれています。
尿素には皮膚表面の角質を除く働きがあります。
それは尿素分子がタンパク質分子の水素結合の間に割り込んでその構造を破壊し、溶かしてしまうことによります。その結果、尿素は皮膚の乾燥を防いで潤いを保つだけでなく肌をツルツルにする作用も合わせ持つことになります。高杉製薬 より
尿素の効果によって余分な角質がきれいになるので硬くなった指先も柔らかくなるということなんですね~。
今回は指先の角質が硬くなる原因とお手入れ方法についてご紹介しました。
原因として挙げられるのが指先の乾燥です。
元々指先は心臓から遠く、新陳代謝が滞りがちです。
そのため、指先が冷えたり乾燥すると、硬くなってしまいます。
予防方法としては
クリームを使った保湿
バッファーを使って角質をお手入れする
という方法をご紹介しました。
クリームでは硬くなっている角質には尿素が入ったクリームがありますがこちらはお肌に刺激となる場合がありますので注意しながら使用する必要があります。
さらにキューティクルオイルと併せて使うことで効果がUPしますので是非やってみてください。
さらにバッファーを使ったお手入れ方法もご紹介しました。
角質をケアした後はかならず保湿をします。
こちらは動画付きで解説していますので是非ご覧ください♪
ちなみに指先の角質ケアはネイルサロンでも受けることができます。
ネイルケアのついでにきれいにできますので気になる方は月に1回でも受けてみてはいかがでしょうか?
指先をきれいにしておしゃれを楽しんじゃいましょう♪
ネイルサロン エクラーラ代表・ネイリスト さやか
初めまして。ネイルサロン エクラーラ代表のさやかです。
現役のプロネイリストです。
国家公務員を退官後、ネイルの世界に飛び込みました。
サロンワークを数店舗経験、東京都内でネイルサロンをやっています。
このサイトでは今までの経験をもとに、
といったことをプロの視点から書いています。
爪に関するご相談をいただくことが多く、少しでも爪のお悩みが解決するよう、日々記事を更新しています。
ネイルをもっと楽しめる人を増やしていけるよう頑張ります!
ネイリストのさやかです。こんにちは。
2016年のTBS系連続テレビドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」にエキストラ出演させていただきました。
第1回放送では中谷美紀様をネイル施術するシーンが放映されました。ネイリスト役で出演させていただき感謝しております!